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2017年 10月 24日

アイスランド交響楽団 at Harpa。

■ ちょっと1年前にふらっとアイスランドに行ってきました。目的は2つあって、アイスランド交響楽団を現地で聴くことと、映画『インターステラー』のロケ地への聖地巡礼。アイスランド交響楽団は日本公演ポシャってしまったのが悔しく、どうしてもどうしても聴いてみたくて。だんだん時間が経って記憶が薄れてきたので、備忘録的に。

  シベリウス「テンペスト」
  ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第1番」(アレクサンドル・ロマノフスキー」
  ベートーヴェン「交響曲第1番」

   ディーマ・スロボジェニュク指揮/アイスランド交響楽団
    (2016年3月11日 at Harpa)

■ 指揮者のスロボジェニュクは現在なんとあのラハティ交響楽団の首席指揮者をしている人ですね。アイスランド交響楽団は期待していた以上に精緻で、技術的にも真摯かつ丁寧で、「真面目」なオケだという印象でした。でも、「真面目」といってもドイツ的な重厚さではなく、かといってメカニカルすぎず、人間的な温かみがありつつ、黒いヴェールから色艶が見えるような、そういう不思議な魅力のある音です。似た響きのするオケがどうしても思いつかない … わけで、行って本当に良かったです。

■ シベリウスは、演奏そのものは見事でしたが、その彼らの真摯さがシベリウスの神秘さをマスクするきらいもあり。絶品だったのはラフマニノフのピアノ協奏曲第1番。オケの技量とピアノの技量がガチっとはまって美しく豊かな音響に結実し、そこから熱いドラマが吹き上がるというかなり理想的な展開に。圧巻!ベートーヴェンは爽快な快演といった趣。

■ 2011 年に完成した Harpa はこんな↓内装で、塗り固められた真紅にドキッとするも、中に入ってみると意外とシックで違和感がないどころか、落ち着きさえ感じるのが驚きでした。音響は日本のあちこちにあるホールにわりと近いかも。まあ私はいつものサイドの席でゴージャスな音を満喫したのですが。

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■ アイスランドは少し観光もしたのですが、自分の「世界」観がガラッと変わるほど衝撃的だった話はまた次回に。

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by thinkclassical | 2017-10-24 23:17


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